2016年10月14日(金曜日)
せっかく完了した借金返済。
二度と借金には頼らずに生きて行く!と心に決めているという人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、毎月の収入よりも支出の方が大きくなっている状態では遅かれ早かれ借金に頼る生活に逆戻り…ということになってしまいかねません。
借金に頼らない生活をしていくためには、節約して支出を減らすか、収入を増やすかのどちらかしかありません。
今回は借金をしない生活をするためにできる「収入を増やす方法」を考えてみましょう。
別の収入の道を探すことに気が行ってしまって、本業のお仕事がおろそかになってしまっては本末転倒です。収入を上げて行くなら、まずは「今の仕事を頑張る!」というのが基本であることは肝に銘じておきましょう。
サラリーマンの方にとって、給料を上げてもらうために大切な考え方は、「自分の所属する会社に得をさせる」というものです。
サラリーマンの方がお給料をもらえるのは、所属している会社の役に立つことをしているからですよね?
営業マンの方は外部から仕事をとってくることだけを考えるのではなく、いかにすれば単価が高く、粗利の良い案件を取ってくるかというところまで考えておく必要があります。
事務職の方は、仕事の効率化を考えるだけではなく、売上に直結する部署との連携をはかることも視野に入れましょう。
まずは、自分の所属する会社の役に立つことが収入を増やすための第一歩になります。
複数回の転職を経験した方なら理解しやすいことかもしれませんが、まったく同じような内容の仕事をしていても、より高い給料をもらえるケースというのは珍しくありません。
所属している会社で一生懸命頑張るのが基本ですが、チャンスがあればより収入の高い仕事への転職機会をつかむ努力をすることも大切です。
転職を上手に運ぶためには「別の会社に行っても使えるスキル(ポータブルスキルといわれます)」を磨いていくことを普段から意識することが大切です。
たとえば、営業職なら自社製品に詳しくなることだけではなく、「対人スキル」という一段高いレベルでスキルを磨くことを意識してみると良いでしょう。
自分で仕事を探す時間がもったいないという方は、転職エージェントなどを使えば自分のニーズにあう仕事の案件をどんどん紹介してくれますよ。
転職エージェントは転職の成功報酬という形で企業側と契約をしていますので、基本的に利用者は無料で使えることが多いです。
現在の仕事とは別に、副業を始めてみることも収入を増やすためには有効です。
近年は、インターネット上にたくさんの仕事の紹介があります(企業側にとっては簡単に外注化ができるようになっています)ので、クラウドワークスやランサーズといった有名なクラウドソーシングスペースを有効活用してみると良いでしょう。
また、副業にはアフィリエイトや、アマゾンやヤフオクでの転売など、より事業性の高い仕事もあります。
こちらは、成果が出るまではある程度の期間無報酬でがんばってみる覚悟が必要ですが、
長期的には、自分が手を動かさないでも収入を発生させる仕組みを構築していくことも夢ではありません。
現在の仕事の知識や経験を生かして起業することも、選択肢に入れてみる価値はあるかもしれません。
起業には、開業資金が必要になるという先入観を持っている方も多いかもしれませんが、元手がゼロでもできる仕事はたくさんあります。
先に紹介したアフィリエイトや転売事業を副業の延長線上で行っている方もいますし、休日を有効活用して本業と接点のある仕事を外部委託で受注しているという人もたくさんいます。
事業資金が必要な起業であっても、日本政策金融公庫など政府系の金融機関であれば非常に有利な条件で融資を受けることも可能です(ただし、借金であることには変わりはないので注意しましょう)
消費者金融などのローンであれば利息は年利15%を超えることも珍しくありませんが、日本政策金融公庫の利息は高くても3%程度と非常に優遇されています。
いかがでしたでしょうか。今回は収入を増やすためにできることを解説させていただきました。
このようにみていくと現在の生活プラスアルファでできることも意外にたくさんあると感じられたのではないでしょうか。
借金に頼らない生活をするためには収入を増やすことと、支出を減らすことの両方を実践していくことが大切です。
もちろん、増やした収入の一部は自分へのごほうびとして使うこともモチベーションにつながります。
適度にストレスをコントロールしながら、借金に頼らない生活を実践していくようにしましょう。