2017年01月28日(土曜日)
電気、ガス、水道は日々の生活で欠かせないものであり、毎日使用しているものです。この光熱費がいくらかかるかで、毎月の出費が大きく変わってきます。光熱費を節約する方法には様々なものがありますが、この記事では、電気代、ガス代、水道代に焦点を当てて節約する方法を解説していきます。
電気代の10%程度は待機消費電力といわれています。待機消費電力とは、コンセントをさしていると消費される電力のことです。使用していない電化製品のコンセントを抜くことで電気代を節約することができますが、いちいち抜くのが面倒という人には、「省エネタップ」があります。省エネタップを使えば、使っていないスイッチをオフにすることで、待機消費電力を節約することができます。
電気代は、電力会社と契約しているアンペアで料金が決まっています。そのため、アンペアを下げることで、基本料金を下げることができます。10アンペア下げると、月に数百円程度、年間にして数千円以上の節約になります。アンペアを下げると、電気を使い過ぎた時にブレーカーが落ちますが、ブレーカーが落ちないように電気を節約して生活するようになるので、さらなる節約が期待出来ます。
電力会社の契約には様々なプランがあります。「従量電灯」というプランは、どの時間帯に電気を使用しても料金は一律となっています。そのほかに「時間帯割引」というプランがあって、夜の時間帯の電気代が安い代わりに、昼の時間帯の電気代が高いというプランがあります。昼間は会社に出ていて、家の電気をあまり使用しない方などに向いています。
日常生活において一番ガス代がかかるのはお風呂です。お風呂において節約を心がけることで、光熱費の費用を抑えることができます。浴槽のふたは閉める、入浴は続けて入る、シャワーの時間を短くするなど、基本的な事柄を意識することが節約につながります。また、「お風呂の保温シート」を使えば、お湯が冷めにくくなるので、追い炊きする際のガス代を節約することができます。安いものでは数百円で売られていますし、年間数千円程度の節約になるので、導入してみてはいかがでしょうか。
お風呂の次にガス代がかかるのが料理です。料理中のコンロの使い方で、ガス代をいくらか節約することが出来ます。コンロの火を使う際、鍋底から火がはみ出していると、火の熱量が分散されてしまいます。また、弱火で鍋の一部にしか火が当たっていない場合、温まるまでに時間がかかってしまいます。最も効率的な火の使い方は、鍋底に合った火力を使用するということです。そうすれば、無駄なガス代を節約することができます。
水を流しっぱなしで食器を洗っている人は、多くの水を無駄に使ってしまっています。食器をまとめて洗うことで、水道代を節約することができます。洗い桶を用意して水を溜めて洗うことで、水を流しっぱなしにするよりも水道代を節約することができます。できれば桶を二つ用意して、片方には水だけ、もう片方には水と洗剤を入れるようにして洗いましょう。また、食器は熱いうちの方が、汚れが落ちやすいので、鍋やフライパンなど使用した直後に洗うと節約にとって効果的です。洗剤の量も少なくて済みます。
節水シャワーヘッドは、取り付けるだけで水道代を節約できるものです。シャワーの水の出る穴を小さくすることで、水の量が少なくなります。普段通りに使っているだけで節水が出来る便利な節約グッズです。シャワーヘッドは、様々な種類のものが安価で売られていますし、取り付けも簡単です。約50%の節水効果があるといわれています。
以上、電気代、ガス代、水道代について、主な節約方法を解説してきました。光熱費は毎日かかるものですから、節約するためには意識して取り組むことが大切です。また、手間のかかる節約法から始めるのではなく、簡単で取り組みやすいものから始めると、長続きして節約の効果が出やすいです。