2016年08月03日(水曜日)

■借金の返済シミュレーション（計算）の方法
お金を借りるにも、返すにも、計画を立てておくことはとても重要です。
借金返済をスムーズに行うためには、まず月々の分割金額や、支払い回数をシミュレーションして把握することが必要だからです。
また毎月入金する金額は分かっていても、あと何回で返済が終了するのか、利息のトータル額はいくらか、こういった具体的な事を理解していない人が多いと思います。
きちんと把握していないとかなり損をすることがあるのを知っていますか？
例えば、１００万円の借金があったとします。
年利１５％の金利で借りた場合に返済する金額の概算は以下の通りになります。
月々５万円ずつ返済した場合、期間は２年で、返済総額は約１１６万円です。
一方、月々２万円ずつ返済した場合は、７年と１０ヶ月の期間で返済し、総額は約１５８万円に変わります。
同じ金額を同じ金利で借りたのに、これだけ金額に差が出るのです。
たしかに金利計算は複雑で面倒です。けれども大体の数字を把握しておくだけで、返済への意識も変わってくるはずです。
このページでは、その複雑な計算を簡単にしてくれる方法をお伝えしたいと思います。

■シミュレーション（計算）が出来るWEBサイト
金額をシミュレーション（計算）することが大切なのは理解できたけど、どうしていいかわからないという方のために、ここでは、金利の計算をするうえで便利な二つのサイトを紹介したいと思います。
借金についてのレポートや月々の「平均利息」「実質返済額」、 完済までの「支払回数」「支払期間」「利息合計」「支払合計」など様々なシミュレーション結果が表示されるのが、以下のサイトです。シンプルで見やすい作りになっています。
http://rukawa-masaki.mods.jp/loan/simulator.cgi
キャッシング・カードローン向けと住宅ローン向けの２種類のシミュレーション機能を持っているのが以下のサイトです。債務問題を解決する方法や実例など、他の役に立つ情報も載っているサイトです。
紹介URL：http://xn--u9jy76gb0o9pg1qbg18h15c.net/simulator.php
計算できるのはあくまでも概算の数字ですが、ご自身でローン（借金）の条件を設定しシミュレーションしてみてください。概要はつかめるはずです。

■借金の返済額を計算する定番アプリ
こまめに毎月数字を確認することで返済意識も高まると言われています。借り入れも慎重に検討するようにもなるでしょう。つまり、借り入れ、返済のどちらでも、毎月の数字の管理はとても重要です。
そうはいっても、スマホしかないのでWEBサイトは見づらいという方や、たびたびアクセスするのは面倒くさいという方、忙しくてパソコンを立ち上げている暇がないといった方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方にはアプリの導入をおすすめします。逆に計算した数字をプリントアウトしたり、EXCELで他の数字と合わせて管理したりしたい方には、Windows用のソフトが便利です。どちらも無料で利用できるものが多いので助かります。
ここでは簡単な操作で見やすい画面、シンプルな作りで充実した機能性を持つアプリ・ソフトを、iPhone/iPad用アプリ、Android用アプリ、Windows用の順にご紹介させていただきます。自分が使いやすいアプリ、ソフトを発見してみてください。

■iPhone/iPad用アプリ
1.不動産電卓@返済君Calc.PRO（iOS 6.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応）¥360
一般に販売されているローン電卓機能に、借入残高計算機能などを追加したアプリですが、支払い方式も、元利均等払いや元金均等払いなどにも対応していますので、ローンの計算でまず困ることはないと思われます。
2.ローン計算 iLoan Calc（iOS 8.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応）¥480
ボーナス払い、繰上げ返済対応のローン計算アプリです。試算結果はPDFやCSVファイルで出力可能なので、さまざまな用途に使用できます。
3.ローン電卓（iOS 6.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応）¥480
ローン計算機能付きの「電卓」アプリケーションです。ボーナス併用の元利均等、元金均等払いにも対応。毎月の支払額、支払額による借入限度額を計算する機能もついています。自分の収入に合わせた計画を立てやすいアプリといえるでしょう。

■Android用アプリ
1.住宅ローン計算シミュレーター（Android要件2.3.3以上）無料
住宅ローンという名称ですが各種のローンに対応しています。借入金額、金利、返済方法を入力するだけで、毎月の支払額が計算できます。ボーナス払いはもちろん、返済方法も元金均等、元利均等方式にもきちんと対応しています。
ローンのプランを最大で5パターン計算、保存ができるのも特徴です。
2.ローンヘルパーLite（Android要件1.6以上）無料
返済を３つの計算種類（元利均等・元金均等・アドオン）からシミュレートすることができ、総返済額や総利息、年収比率等を簡単に算出することができるアプリです。毎月の返済額から借入額や金利、期間の近似値を逆算することができる機能は便利です。
3.ローン計算　返済くんJr.（Android 要件2.2 以上）無料
年収を入力して、返済比率、借入可能額の計算、借入額からの必要年収の計算が可能です。元利均等返済、元利均等2段階金利返済、元金均等返済といった3種類のローン計算が可能です。また、煩わしいキーボード入力なしで瞬時に計算できるように作られていますので操作も簡単です。

■Windows用アプリ
1.ローン返済額計算機
キャッシングローンの年利や、期間、借入の金額、ボーナス払いなどを入力し、実際の返済額を簡単に計算することができるソフトです。
2.ローン返済シミュレーション for Excel
Excelを利用してローン返済に関するいろいろなシミュレーションを行うソフトですが、OpenOfficeでは使用できないので注意が必要です。 Excelのワークシートにローンの返済明細表を作成できるので、プリントが必要な場合など重宝します。
3.ローン利息計算機
キャッシングやローンの借入残高、実質年率、年間日数、利用日数などを入力することで、利息を簡単に計算できるソフトです。VB6.0ランタイム(SP4)がインストールされている必要があります。必要なときはダウンロード後にインストールしてください。
この３つソフトはVectorなどからフリーでダウンロードできますが、対応OSがWindowsXP、または７までとなっています。Windows10の方は動作保証外となりますので、WEBサイトでの計算を利用される方が無難かもしれません。
＊アプリ・ソフトの問い合わせは各ダウンロードサイトへお願いします。

■借入先業者ごとの返済シミュレーションをご紹介
WEBで計算といっても、個人のサイトでは情報が正しいのかどうか不安を感じるという方には、借入先の業者のサイトでシュミレーションすることをおすすめします。
実際に貸し付けを行っている会社なので正しい情報が記載されているはずです。ここでは信頼度の高いと思われる大手業者のサイトをご紹介します。
アコムの返済シミュレーション　http://www.acom.co.jp/simulation/index.html
アイフルの返済シミュレーション　http://www.aiful.co.jp/topics/?cid=PH10H010
プロミスの返済シミュレーション　http://cyber.promise.co.jp/Pcmain/BPB01Control
モビットの返済シミュレーション　http://pc.mobit.ne.jp/web/pc/AP001S0500.do?pub=&on=&df=1
各社ともにレイアウトもすっきりとしていて、わかりやすい作りになっています。

■西田司法書士事務所の簡単３ステップシミュレーションをご紹介
ただそれでも言葉がむずかしくてわかりにくかったり、複数の会社から借りているのでその時はどうなんだろうと不安になったりすることもあるかと思います。
そのときは西田司法書士事務所の簡単３ステップシミュレーションをご利用ください。使い方は簡単です。借入先を選択して、借入先の詳細を打ち込み、連絡先を入力するだけ。もちろん仮名でOKです。
あとは返信がくるのを待つだけです。完全無料で24時間OK。下記のURLにアクセスして利用してみてください。
http://nishida-shoshi.com/lp/simulation/
いかかでしたか。
大まかな返済金額の計算なら電卓で可能です。ただしキャッシングやローンを組む前に、返済方式、年率を調べ、毎月の返済額を計算しておくことは、今後の生活を考えるとどうしても避けられないことです。是非参考にして計算してみて下さい。

※本記事は一般的な情報に過ぎません。適用法令等の改正、前提とする事実や個人のおかれた状況の違いおよび変化で、掲載内容と実際の結果が異なってしまう場合があります。本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねます。内容の解釈や実践はご自身の責任で行っていただけますようよろしくお願いします。詳細な情報やもっと具体的な内容を確認したい時には専門家に相談されることを推奨いたします。