クレジットカードを買い物に使うことで、ポイントを貯めることができます。賢くポイントを貯めて、賢くポイントを消費することで節約になったり、景品をもらえたりとお得なことがいろいろあります。
そこで今回の記事では、クレジットカードの賢い使用方法（メリット）と、具体的にポイント還元率が高いとされるクレジットカードを3つご紹介します。

クレジットカードで買い物することで、ポイントやマイルを貯めることができます。例えば、後でもご紹介する楽天カードでは、買い物の支払いに利用することで100円＝1ポイント換算で「楽天スーパーポイント」という名前のポイントを手に入れることが出来ます。そして、貯めたポイントは楽天の各種サービス（楽天市場、楽天トラベルなど）でお金代わりに使用します。

このポイント還元サービスは、期間や商品、サービスなどによって何倍にもなることがあります。例えば、楽天スーパーポイントの場合は楽天市場の買い物でも貯めることができるのですが、セール期間に最大10倍以上になるようなケースがあります。こうした情報をこまめにチェックしておくことで、驚くほど効率的にポイントを獲得することが出来ます。

ポイント以外にも、家計の管理が楽になる面があります。現金で物を購入・決済する場合は、毎回レシートを保管し、家計簿に内容を転記する手間をかけないといけません。それに対し、クレジットカードを利用すれば購入明細が自動的に記録されます。パソコンやスマホから、クレジットカード会社のマイページにログインすることでいつでも記録をチェック可能です。

購入・決済した金額に対してどれくらいポイントが獲得できるかの比率を、一般的に「還元率（ポイント還元率）」と言います。例えば、100円＝1ポイントでポイントを獲得できるのであれば還元率1％であるということになります。

クレジットカードによって、ポイントの名称や還元率は異なっています。例えば、楽天カードのポイントの名称は「楽天スーパーポイント」で、還元率は基本1.0％です。また、JALカードの場合はポイントではなくマイルが貯まり、還元率は0.5％（200円＝1マイル）となっています。12000マイルあれば、現金は0円で東京～大阪間の特典航空券に交換することが出来ます。

また、基本的な還元率が低くても、ボーナスポイントをたくさんもらえるため、長い目で見れば還元率が若干高いカードよりも効率的にポイントを貯められることがあります。還元率の高さも参考になりますが、自分のよく使うサービス、ポイントを貯めやすいカードを選ぶようにするとよいでしょう。

ポイント還元率が比較的高いカードはいくつかありますが、1.0％を超えるカードであれば「還元率が高い」と言えます。

まず挙げられるのが、Orico Card THE POINT（オリコカード ザ ポイント）です。基本還元率は1.0％なのですが、入会後6ヵ月は2.0％となっています。また、当カード会員限定のショッピングサイト（オリコモール）を利用することで、基本還元率が1.5％にアップします。さらに、オリコモールと提携しているアマゾンや楽天市場（一部店舗のみ）などのサイトを利用すればさらに0.5％還元率がアップします。簡単に還元率をアップ出来るのがポイントです。

他にも、楽天カードが比較的還元率の高いカードとして知られています。やはり基本還元率は1.0％ですが、楽天市場や楽天ブックスでは、最低還元率が4.0％にアップします。また、セール期間には10％以上になることもあるほどで、うまく使えば還元率が高くなります。

基本還元率が若干高いのがリクルートカードです。リクルートカードでは基本還元率が1.2％で、上記2つのカードよりも還元率が高く設定されています。また、独自のショッピングサイト「ポンパレモール」だと4.2％、「ホットペッパービューティー」を使用すると3.2％、「じゃらん.net」だと3.2％など、リクルート関連のサービスで還元率がアップします。

このように、基本還元率だけでなく、還元率のアップする条件にまで目を向けるとよいでしょう。

クレジットカードのメリットとして第一に挙げられるのは、ポイントを貯めたり消費したり出来る点です。基本的な還元率はもちろんのこと、ボーナスポイントをもらえる条件や、還元率のアップする条件を調べるようにしましょう。